総務省が5日発表した2017年7月の「家計消費状況調査」によると、1世帯(二人以上)の7月のネットショッピング支出額は、前年同月比20%増の1万950円となった。ネットショッピング利用世帯の割合は同6.8ポイント増の34.9%で、過去最高を更新した。
ネットショッピング利用世帯の支出額は3.4%減に
ネットショッピング利用1世帯の支出額は、同3.4%減の3万1401円だった。項目別の支出額は、トップが「旅行関係費」で2802円、2位は「食料」で1374円、3位が「衣類・履物」で1053円だった。
増減率は、トップが「自動車等関係用品」(同124.5%増)、2位が「音楽・映像ソフト、パソコン用ソフト、ゲームソフト」(同51.9%)、3位が「保険・医療」(同35.2%増)、4位が「チケット」(同30.4%増)、5位が「デジタルコンテンツ」(同30.3%増)となった。「家電」は同17.8%増、「衣類・履物」は同11%増、「化粧品」は同4.2%増だった。マイナスとなったのは、「保険」(同25.8%減)だけだった。
小項目では、「食料」に含まれる「出前」が同80.4%増、「保健・医療」のうち「健康食品」が同40.7%増と、大幅に増加した。