日立マクセルは9月6日、ハイレゾ対応のカナル型イヤフォン「Graphene」シリーズの新モデル「MXH-GD300」を発表した。9月15日発売予定で、予想実売価格は2万7000円前後。7月15日~16日に開催された「ポタフェス 2017 夏」で参考展示されていた。
Grapheneは炭素原子をハニカム状にした「グラフェン」でコーティングされた振動板を用いたイヤフォンシリーズで、その振動板はダイヤモンド以上の硬度を持つという。
また、ボイスコイルには銅をコーティングしたアルミワイヤーを採用することで軽量化し、信号に対して高速なレスポンスを実現。従来モデルは10mm口径だったが、本製品は13mm口径のドライバーユニットを採用する。
ハウジングにはステンレス合金と高剛性の樹脂素材を採用。不要な共振を抑える。また、ケーブルはMMCX端子で接続され、脱着が可能。ケーブル交換ができる。
インピーダンスは22Ωで、再生周波数帯は10~40000Hzとなる。