ファーウェイ通信 第56回
家でも外でも楽しめる8型タブをスピーディー末岡が体験!
高機能なLTE対応SIMフリータブが2万円台! 「HUAWEI MediaPad M3 Lite」レビュー
2017年09月13日 11時00分更新
注目を集めているファーウェイ端末のレビュー記事をお届けしている「ファーウェイ通信」。今回はエンタメ性能に優れ、それでいてSIMフリーのLTE対応モデルでも税抜2万円台という価格が魅力の8型Androidタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite」をレビューする。ASCII編集部のスピーディー末岡がその特徴をチェックする。
サウンドやディスプレーなど高いエンタメ性能を持ちつつ、価格のバランスも絶妙の「HUAWEI MediaPad M3 Lite」を紹介!
高性能モデルからコスパ重視モデルまでラインアップ充実!
「MediaPad M3 Lite」は機能と価格のバランスがいい1台
ファーウェイのSIMフリースマホが、国内外でシェア・存在感ともに高めているのはASCIIでも頻繁に紹介しているところ。スマホと同様に、昨年あたりから力が入っているのがAndroidタブレットだ。ハイスペックなモデルからコスパ重視のモデルまで、同じサイズでも選びがいがあるラインアップが魅力的である。
今回紹介するHUAWEI MediaPad M3 Liteは、同社のタブレットの中でもエンタメ性能を売りにしている「MediaPad M」シリーズの最新機種で、高いスペックとコストパフォーマンスを両立したミドルクラスの8型モデルだ。
デジタルガジェットにとにかくスピードと性能を求めるスピーディー末岡としては、まずはHUAWEI MediaPad M3 Liteのスペックを最初に注目したい。
CPUはオクタコアのSnapdragon 435(MSM8940、1.4GHz×4+1.1GHz×4)で、メモリーは3GB。最速クラスではないが、十分以上の性能に加え、OSがAndroid 7.0、独自UIが最新バージョンのEMUI 5.1であることもあり、サクサクとした操作を実現している。たとえば音楽を聴きながらウェブで調べ物をし、オフィス文書にまとめるといった具合に複数のアプリを立ち上げて作業しても、操作感は快適なままだ。
ディスプレーは、フルHDオーバー(1920×1200ドット)の8型IPS液晶を搭載。コントラスト比は900:1で、高精細かつ色鮮やかな表示が印象的だ。また、屋内でも屋外でも画面が見やすいことにも気づいた。8型というサイズは屋外での使用機会も多くなるだけにこれは重要なポイントと言える。
外出時の使用を考えると、バッテリーの持ちも気になる点だ。HUAWEI MediaPad M3 Liteは、4800mAhという大容量バッテリーを搭載。個人的にも、取材先での調べ物など、編集部の外でも仕事をする機会が多いため、これはうれしい要素となる。
仕事のメールなども扱うタブレットには、万全なセキュリティーも求めたいところ。かと言って、パスワード入力のようなスピーディーさにかける操作はしたくない。となると、筆者的に必須の機能となるのが指紋認証。HUAWEI MediaPad M3 Liteはミドルクラスながら、本体前面下部に指紋認証センサーを搭載。ファーウェイの指紋認証機能は認識精度と速度に定評があり、どんな角度で指を置いても瞬時に認識しロック解除を素早く行なってくれる。
その他のスペックとしては、ストレージが32GB、メインカメラとインカメラはともに800万画素、無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応など。LTEモデルとWi-Fiモデルの2モデルがラインアップされているが、価格差は約5000円。となると、スリープから復帰すれば、どこでもすぐにインターネット接続を利用可能なLTEモデルに魅力を感じる。月1000円程度で契約できる格安SIMと組み合わせての運用が特にオススメだ。

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