AI技術搭載で防御力UPのウイルスバスター クラウド最新版に迫る 第2回
最新版ウイルスバスター クラウドの中枢機能に迫る
AIなら1日600件ずつ増加するランサムウェア WannaCryの亜種を判別可能!
2017年09月21日 11時00分更新
機能が豊富になればなるほど気になる「PCへの負荷」は?
最新ウイルスバスター クラウドの特長である、AI技術を使った未知の脅威への防御方法は上記の通り。悪意ある攻撃が跋扈する昨今、特にランサムウェアへの対応については心強い限りだ。しかし読者のなかには、『高い防御力は、その代償としてパソコンに高負荷をかけるのでは?』と考える人もいるだろう。だがご安心を。
木野氏によると、PCの負荷を減らすためにいち早くクラウド対応にしたとのこと。「パターンファイルはクラウドとパソコンの両方に存在しますが、クラウド側により多くのパターンファイルがあり、パソコン側には20%程度しか置いていません。イメージ的には目次のようなインデックスファイルがパソコン側に置いてあるイメージです」という。重たくなる処理はクラウドに任せ、パソコンの負荷を軽くしているのだ。
そして発見された未知の脅威についても即クラウド(Trend Micro Smart Protection Network)にフィードバックされる。前述の通り、脅威と判定された場合には平均15分で対応し、パターンファイルがユーザーに提供され次第、機械学習型スキャンに届く前にはじかれるようになるという。
多層防御の場合、Web脅威対策や、メールマッチングなどで未然にはじくほうが処理を軽くできる。およそ80%程度はそちらで処理されるのだとか。実際、ウイルスバスター クラウドは、猛威をふるったランサムウェア「WannaCry」でさえパターンファイル配布前からブロックに成功していたというから驚きだ。
では、侵入されてしまった場合はどうか。じつは、保護対象のフォルダやドライブを守ってくれる「フォルダシールド」は非常に軽いのが特長なのだという。「フォルダシールドは正規のプログラムがアクセスしようとしているかどうかで判断するというシンプルな技術なので、PCのパフォーマンスには影響ありません」と木野氏。
新たな脅威は突然やってくる。そして既存の仕組みでは防ぎきれない
ここまで、最新ウイルスバスター クラウドについて「AI技術」を中心に話を伺ったが、その役割や学習方法を知ることで、その防御力の高さは理解できたのではないだろうか。今後は、XGenコンセプトをより強化していくとともに、機械学習型スキャン自体も洗練していくとのこと。
手厚いランサムウェア対策は家族の思い出が詰まったリビングPCはもちろん、パソコンの負荷を抑えたつくりからゲーミングパソコンにも適している。もはや既存の仕組みだけでは防ぎきれない脅威に対抗すべく「AI技術」でパワーアップを遂げたウイルスバスター クラウドは、脅威多き時代のファーストチョイスと言えるのでは。
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