Hamee(株)は31日、EC・動化プラットフォーム「ネクストエンジン」とアパレル通販サイトとのシステム連携を自動化する「アパレル全自動アプリ」の提供を開始した。
「アパレル全自動アプリ」で出品関連情を多店舗に自動送信
「アパレル全自動アプリ」は、店舗の在庫情報との連携によりアパレル通販サイトに出店するEC事業者の業務効率化を実現するアプリ。ネクストエンジンの利用者は同アプリを利用することで、「ZOZOTOWN」などのアパレル通販サイトへ出店した際に、委託倉庫に向けた発送をその他のモールやカートの注文処理と併せて行うことが可能となる。
同アプリ内でアパレル通販サイトに出品する商品を選択すると、ネクストエンジンが伝票を自動作成。納品予定の情報や商品の情報などが同時に送信される。また、委託倉庫の在庫がしきい値以下になった場合も、自動でネクストエンジンに伝票起票される。
アプリの連携先は、現時点では「ZOZOTOWN」のみだが、今後「SHOPLIST」「ロコンド」とも連携する予定。利用申し込みは、ネクストエンジンのホームページ上(要ログイン)で行っており、ネクストエンジンのユーザーでない場合は、まずネクストエンジンの契約が必要になる。
同社では、昨年8月にスマホアクセサリー販売部門が「ZOZOTOWN」への出店を開始。これを受けてネクストエンジンでは、アパレル通販サイトの運用の際、指定された倉庫へ在庫を預託して販売する委託販売の業務自動化に向けての検討を始めた。業務自動化については、アパレル通販サイトに出店を決めた他のネクストエンジンの利用者からも要望があったことから、今回アパレル通販サイトとのデータ連携やAPIによる在庫連携を簡単に行う「アパレル全自動アプリ」を提供する運びとなった。