(株)マツモトキヨシホールディングスと(株)NTTドコモは30日、新サービスの提供で業務提携し、2018年4月から、マツモトキヨシ店舗でdポイントを導入すると発表した。
マツキヨポイント+dポイントで獲得ポイントが最大5倍に
今回の提携により、全国のマツモトキヨシ店舗では、18年4月(予定)からdポイントを導入する。マツキヨ店舗でdポイントカード(dカードなどを含む)を提示すれば、購入額100円(税抜)ごとに1ポイントのdポイントを付与し、貯まったポイントは1ポイント1円として、マツモトキヨシ各店舗での買い物に利用できる。また、dポイントカードとともに、マツキヨポイントカードを提示すれば、マツキヨポイントも貯まる。さらに、dカード(dポイント付与機能付きのクレジットカードを含む)で購入すると、さらに2ポイントが追加され、これらを合わせると合計5ポイントが付与される。
その他、「マツキヨオンラインストア」に、ドコモの携帯電話料金とまとめて決済できる「dケータイ払いプラス」を導入することや、両社のアセットを活用した協業なども検討する。
マーケティング領域での協業では、両社が保有する会員基盤(約2500万人のマツキヨポイント会員および約6230万人のdポイントクラブ会員)と広告宣伝媒体(両社のアプリやメール配信基盤、ドコモのdメニューやアンケート基盤など)を活用した新たなマーケティング施策を実施する。また、マツモトキヨシが保有する購買データや、両社が保有する属性データ(ユーザーの同意を得て取得した個人情報を含まない性年代などのデータ)、アンケート情報などを連携・分析し、各ユーザーに合わせた商品・サービスについての情報配信や、マーケティングソリューションとして企業向けに提供することなどを検討する。