シュッピン(株)は28日、同社が運営するカメラ専門店「Map Camera」を海外モール「eBay」に出店し、北米を中心とした地域での越境ECを開始した。
海外販売と訪日ユーザーの店舗送客・訪日ユーザーのリピート通販に対応
「Map Camera」は、新品から中古まで、カメラや関連商品の販売・買取を行う日本最大級のカメラ専門のECサイト。総アイテム数1万5000点以上をラインナップし、スペックや用途から商品を絞り込む「こだわり検索」、下取り前に欲しい商品が先に届く「先取交換」、ECサイト内の商品で自由にセットが作れる「見積SNS」など独自のシステムが好評を得ている。また、新宿駅から徒歩3分の「Map Camera本館」(東京都新宿区)では、カメラメーカーごとに分かれたフロアで専門スタッフが商品を案内。世界各国からも来客がある。
同社では、カメラや時計といった趣味性の高い商材は国境を越えた需要があることに着目し、海外のお客様ユーザーにもインターネットを通じた「安心・安全」な買い物を楽しんでもらえるよう「eBay」への出店を決定。出品する「価値ある商品」を通じて、海外ユーザーにカメラ専門店としての認知度向上を図るとともに、海外ユーザーが来日した際の同社運営店舗への送客や、インバウンド顧客が帰国した後の継続的な購入チャネルを提供することが可能となった。
越境ECで扱うのは各種カメラの本体、レンズなど。海外でも人気の高いライカ製品なども取り揃えている。