(株)ADDIXが運営するマーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト)」が25日発表した「SNSコンテンツについての意識調査(10代編)」によると、10代の女性たちはSNSに対してエンタメ要素を求める傾向が強いことが分かった。
同調査は、SNSを利用する15~19歳の女性400人を対象にしたインターネット調査。調査期間は7月13日~14日。
SNSに求めるのはエンタメ要素
同調査によると「企業公式アカウントをフォローしていますか」という質問に対し、77%が「フォローしている」と回答。フォローしているカテゴリーについては「ファッション」(23.4%)、「フード」(18.2%)との回答が多かった。その理由については、ファッションでは「ファッションの参考にできる」「お得な情報が得られる」「最新ファッションや商品を見られる」などの回答があり、「フード」では「クーポンが配信される」「投稿が面白い」「たまに飲み物をプレゼントする企画をやっている」などの回答が見られた。
また、どのような投稿に「いいね」をしているのかを調べたところ、Twitterでは「笑える/楽しい投稿」(69.8%)、「共感できる投稿」(66.7%)、「癒やされる投稿」(65.6%)の順に。Instagramでは「好きな有名人の投稿」(56%)、「笑える/楽しい投稿」「癒やされる投稿」「美しい写真/動画」(それぞれ50.7%)の順だった。
同社では、これらの結果について「10代の女性たちはSNSに対してエンタメ要素を求める傾向が強い」と説明。彼女たちの共感を得るには、商品・サービスの魅力をアピールするだけでなく、友達と盛り上がって楽しめるような仕掛けや内容の面白さ、ビジュアルの“カッコよさ”など感情面に訴える投稿でフォローを促進し、その上で定期的にクーポンなどの施策を行う方法が有効だと分析した。