LINE(株)は22日、店舗・企業向けLINEアカウント「LINE@」で、LINE公式アカウントの機能を実装すると発表した。同機能とサービスのアップデートは10月上旬になる予定。
ビデオメッセージなど店舗・企業が要望する機能を実装
今回実装されるのは、店舗・企業からの利用要望が多かったリッチメニュー、リッチビデオメッセージ、動画・音声メッセージなどの機能。リッチメニューでは、トークルーム下部に固定表示されるメニュー欄に、訴求したいWebページのURLなどを遷移先として設定できる。リッチビデオメッセージでは、ユーザーがトークルームに入ると動画を自動再生。再生後にアクションボタンが表示され、クリックで任意のURLに遷移する。動画・音声メッセージでは、動画メッセージと音声メッセージが送信できる。
また、新たに「ターゲットリーチ数」を導入。LINE公式アカウントと同様に、性別・年代・活動エリアなどのみなし属性を推定できるユーザーを「ターゲットリーチ数」として表示することが可能になる。
他にも、地方自治体の「LINE@」アカウントの無償化、審査期間の短縮などを実施。認証済みアカウントのアカウント表示名の一部制限が緩和され、より自由度の高いアカウント表示名が設定できるようになる。
同社では10月上旬のリニューアルに先立ち、「LINE@」のロゴをLINEのコーポレートロゴを踏襲したデザインに変更。併せて、ポスターやノベルティグッズなどの各種販促品のデザインも刷新し、順次適用する。