Kudanは、カメラ画像を用いた独自の空間認識技術「KudanSLAM」を開発し、これまでのAR/VR分野に加えて、自動運転や先進運転支援システム、ドローン、産業用ロボットやパーソナルロボット分野向けの技術提供を本格的に開始した。
SLAMとは、三次元の空間認識をするソフトウェア技術。カメラの画像をもとに、リアルタイムで周囲の環境地図の作成と自己位置推定ができる。
KudanSLAMは、スマートフォンに搭載される安価なカメラでも動作可能で、ほかのセンサーとの組み合わせも自由。プラットフォームやアーキテクチャーに依存しない高汎用性や、モバイルCPU5%以下の消費で動作するほか、高速・低計算負荷、誤差1mm-1cmの高認識精度などの特徴を持つ。
同社は今後、カメラが搭載されたあらゆるデバイスでSLAM技術を活用し、普及拡大を目指すとのこと。