(株)ハースト婦人画報社が21日発表したギフトに関する調査によると、「婦人画報のおかいもの」ユーザーの76%がギフトを「インターネットやカタログで選んで買う機会が以前よりも増えた」と回答し、ギフトは店舗でなく通販で購入している傾向になっていることがわかった。
「贈り物をする機会が増えた」が67%
同調査は、同社がカタログギフト大手のリンベル(株)と共同運営する通信販売事業「婦人画報のおかいもの」のユーザーを対象に行ったンターネット調査。有効回答数は1301人(29歳以下15人・30代197人・40代480人・50代443人・60代以上166人、男女比:男性6%、女性94%)。調査期間は6月30日~7月5日。
同調査によると、ほぼ全員が「過去1年間に贈り物をした経験ある」と回答。贈ったギフトは「誕生日プレゼント」(63%)、「母の日」(57%)、「お歳暮」(54%)などだった。
また、ギフトに関する意識で最近変化があったことについては、「インターネットやカタログで選んで買うことが増えた」(76%)、「贈り物をする機会が増えた」(67%)、「贈り物をするのが好きになった」(67%)、「より身近な方へのギフトを贈る機会が増えた」(66%)と回答。店舗よりもネットで購入する機会が増えていることが明らかになっている。
「インスタ映えする商品」を重視
ギフト選びで重視することについては、「いただいて良かったもの」(82%)、「贈り先の好みや家族構成」(75%)などの答えが目立ったほか、自由回答では「見た目(パッケージなど)が可愛いもの」「インスタ映えがするもの」などとSNSへの投稿を意識した内容も多数見られた。
実際に贈ったギフトについては「焼き菓子・クッキー」の割合が圧倒的に高く、お祝いやお返しでは73%、中元・歳暮では36%、手土産では78%と、いずれも1位に。また、欲しいギフトについても「焼き菓子・クッキー」(51%)、「チョコレート」(44%)、「生洋菓子」(37%)など、スイーツに人気が集中した。