アリババグループが17日発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)決算は、売上高が、前年同期比56%増の約501億元(約8000億円)、営業利益は約140億元(約2240億円)となった。
チャン氏「幸先の良いスタート」
EC事業の売上高は同58%増の約430億元(約6880億円)、クラウド事業の売上高は、同96%増の約26億元(約416億円)、デジタルメディアとエンターテインメントの売上高は同30%増の約40億元(約640億円)となった。
モバイル月間アクティブ中国の小売市場のユーザーは、3月から2200万人増加した5億2900万人となった。
アリババグループCEOのダニエル・チャン氏は、「アリババグループは幸先の良いスタートを切ることができた。当社のテクノロジーは、事業全体に大幅な成長をもたらし、EC事業以外の分野でも確固たるポジションを確立させた。アリババのエコシステムを通じて、企業同士が新たなシナジーを加速させ続ける未来を楽しみにしている」とコメントした。