(株)NTTドコモが提供する共通ポイントサービス「dポイント」の取り扱い店舗が、急拡大している。同社は16日、8月から9月にかけて「dポイント」を使用できる実店舗が新たに7社281店舗、コインパーキング120カ所、ECサイトが4サイト追加されると発表した。
店舗・ECサイトで「dポイント」導入が拡大
新たにdポイント加盟店となった実店舗は、「カーサベガルタ/ユアテックスタジアム仙台売店・チケット売場」(5店舗)、「EARTH」(233店舗)、「鷹の巣ゴルフクラブ」(1店舗)、「ショップジャパン トゥルースリーパー」(2店舗)、「NPC24H」(日本パーキング・120カ所)、「紅とん/ぼちぼち」(40店舗)。
ネットで商品を購入すると「dポイント」が貯まる決済サービス「dケータイ払いプラス」の加盟店に加わったECサイトは、総合通販・百貨店の「髙島屋オンラインストア」、高速バス予約の「ウィラートラベル」、雑貨通販の「R.O.U公式オンラインショップ」、ベビーウェア・キッズウェア・ベビーグッズの通販サイト「コンビミニ」の4サイト。
同社は今夏、さまざまなサービスを利用するとdポイントが最大20倍獲得できるキャンペーン「dポイント夏のスーパァ~チャンス!」、自社のファッション通販サービス「dfashion」や「マクドナルド」「東急ハンズ」などで利用すると「dポイント」が3倍になるキャンペーンを実施している。また、「dポイント」のテレビCMを放送するなど、積極的な販促活動を展開。
通販業界では、ソフトバンクやヤフーなどのサービスでポイントが得られる「Tポイント」、楽天関連サービスなどで利用できる「楽天スーパーポイント」など、共通ポイントサービスによるユーザーの囲い込み争いが激化しており、「dポイント」も急速に利用店舗・サイトを拡大し、シェアを伸ばしている。