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商船、貿易、保険、銀行などさまざまな企業にまたがった情報連携の効率化

「ブロックチェーン技術を活用した貿易情報連携基盤実現に向けたコンソーシアム」発足へ

2017年08月15日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「ブロックチェーン技術を活用した貿易情報連携基盤実現に向けたコンソーシアム」活動のスコープ

 NTTデータは8月15日、同社が事務局を務める「ブロックチェーン技術を活用した貿易情報連携基盤実現に向けたコンソーシアム」を8月30日発足すると発表した。

 貿易業務では各企業や業態ごとのシステム化は進んでいるものの、それぞれが独立した状態で、企業や業態をまたぐ情報連携が旧来のFAXや電子メールという現状であるため、貿易にかかるサプライチェーン全体の効率化が課題となっていた。NTTデータでは、これまでブロックチェーンを活用して貿易関係者の事務手続きの効率化や利便性向上を目指し、信用状取引や保険証券などと概念実証研究を重ねてきた。

 概念実証研究の結果を踏まえ、複数の企業とコンソーシアムを設立して実現に向けて課題の対応を検討する。コンソーシアムには、貿易に関わる商船会社や貿易、保険、運輸、銀行など13社が参加。活動期間は8月より2018年3月までを予定している。

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