(株)三越伊勢丹ホールディングスは10日、グループのポイントサービスを強化するため、これまで三越伊勢丹グループで利用が可能だった共通ポイントサービス「Tポイント」の付与・利用を、2018年3月末で終了すると発表した。また、グループの「エムアイポイント」をグループ外でも利用できるようにする。
「エムアイポイント」をグループ外に拡大
Tポイントの終了は、同社グループの「エムアイカード」「エムアイポイント」の利便性を高め、百貨店CRMとカード事業の拡大を進めるため。18年の春からは、エムアイカードのラインナップに、プラチナカードや百貨店街のチャネルで発行するクレジットカードを追加し、「エムアイポイント」が使える店舗もグループ外に拡大する。
同社は2016年5月から、グループ百貨店・スーパーマーケット店舗でTポイントのサービスを開始していた。Tポイントのサービス終了に伴い、Tポイントを活用したマーケティングを行う合弁会社に関する提携契約も終了する。
「エムアイカード」と「エムアイポイント」に関する新サービスについては、今後詳細が発表される予定。