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六本木ヒルズに恐竜登場!? 「ABAL:DINOSAUR」で6500万年前をウォークスルー!

2017年08月15日 10時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 六本木ヒルズで8月27日まで開催されている、テレビ朝日のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」。この中のアトラクションのひとつ「ABAL:DINOSAUR」(アバル:ダイナソー)がVRの未来を感じさせると話題になっているので、遅ればせながら体験しにいってきた。

 ちなみに、このアトラクションは革新的なVRサービスを製作しているABALが開発を担当しており、もともとABALはロボット、wise、A440というデジタル・映像系企業3社が設立した企業である。

 現在、VRを体験できるシステムはいくつかあるが、ABAL:DINOSAURでは、サムスン電子の「GEAR VR」と「Galaxy S8」を採用している。その理由を聞いたところ、素早く装着できる、装着して歩き回れる、映像をSnapdragon 835ベースで作っているなどが挙げられた。すでに午前中で1日の整理券がすべてなくなってしまうほどの人気アトラクションになっているので、お客さんがすぐに付け外しができるというのは最重要課題とのこと。

6人同時に体験できるアトラクションなので、各種センサーも6セット用意されている

一見、戦隊ものの主役が身につけてそうなヘルメットに見えるが、実は改良を施したサムスン電子「GEAR VR」

手足にこれらのセンサーを取り付ける。誰でも素早く脱着できるようにマジックテープを利用しているので、大人から子供までが楽しめる

 GEAR VRにも改良が加えられており、頭の部分に赤外線を認識させるマーカーが付けられていた。手足にもこのマーカーがついたリストバンドなどを装着する。これにより、ユーザーの全身を認識し、VR空間に自分以外の人を登場させられる。ABAL:DINOSAURは一度に6人が同時に楽しめるのだが、このマーカーはひとつひとつ配置が違っており全部で6パターンある。マーカーの配置をずらすことで、VR空間で6人同時に表示できるのだ。今のシステムなら最大で12人くらいまでは同時に処理できるらしい。

 実際に体験してみると、モノを持てたり、他のユーザーと握手できたりと今までにないVR体験が待っていた。これまでのVRコンテンツはどちらかというと、自分ひとりで楽しむモノが多かった。しかし、ABAL:DINOSAURでは同じ空間にいる人と直にコミュニケーションを取ったり、VR空間の中のモノを触ったり持ったりできるのである。さらに圧倒的に広いVR空間も腰を抜かしそうになる。上下の移動は映像だけなのだが、なんとなくGがかかったような錯覚を受けた。高いところに上ったときに下を見下ろしたときの、男性ならカラダの一部分がキュっとなる感覚、超巨大な恐竜が上から襲いかかってくるときの絶望感、思わず身を丸めてしまいそうになる。ヴァーチャルなのだが、リアルな体験ができるのだ。

装着したところ。このとき、筆者の目の前には広大なデジタル空間が広がっている

今回は3人で体験。ほかの人が見えるので、ぶつかったりすることもないどころか、譲り合ったりできる

このボックスをVR空間の中で持って他の人にパスするシーンがある。このように物体を持てるのは世界初とのこと

 体験時間は15分で、かなり歩いたつもりだったのだが、実は50平米ほどの室内(しかも会議室!)を2周した程度だというから驚きだ。実際に体験してほしいのでネタバレはしないが、新しいエンターテイメントの形であり、テーマパークのあり方も変えてしまうほどのテクノロジーだと言えるだろう。

ネタバレになるのであまり多くは語らないが、15分のストーリーがしっかりある

 夏休みやお盆休みは渋滞にハマりたくので家にいるという人は、渋滞も天候にも左右されない六本木ヒルズに足を運んでみてほしい。涼みながら6500万年前にタイムスリップしよう!

実は体験中はスタッフに見守られているので、VR空間ではしゃぎ過ぎるとちょっと恥ずかしい

ちょっとネタばらしをすると、6500万年前の空間はただの会議室だった!

多数の赤外線センサーで人の距離などを認識する

VR空間とほぼ寸分なく手すりを握ることができる。なので安心して捕まろう

後半、蜘蛛の巣をかき分けて進むシーンは、スタッフが手動でこのテグスのカーテンを出す。最先端のデジタルテクノロジーを使っているが、結構アナログな部分もある

途中、ある場所を通るときにスタッフがこの断熱材を床に敷く。すると、ユーザーは映像から踏んだ感触をフィードバックできるのだ

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