楽天LIFULL STAYは8日、マンスリーマンション紹介サイト「LIFULL HOME’S マンスリー」を9月4日にオープンすると発表した。
民泊の空白期間にマンスリー型マンションを提供
楽天LIFULL STAYは、楽天と(株)LIFULLの共同出資による民泊事業会社。今年3月に閣議決定された住宅宿泊事業法(民泊新法)施行後に民泊サイト「Vacation Stay」(仮称)の開設を予定している。民泊新法では営業日数が年間180日に制限されており、貸主である事業者は民泊のみの営業では空白期間が生じることが予想されている。そこで同社ではマンスリー(短期賃貸契約)型のマンション紹介サイトと民泊サイトを一体的に運営することを提案。開設予定の民泊サイトを通じて、既存のマンスリーマンション事業者も契約空白期間を民泊として貸し出せる環境を整える。
さらに、LIFULLが運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」のトップページに「マンスリーマンション」カテゴリーを設け、「LIFULL HOME’S マンスリー」への誘導を図る予定で、問い合わせ前に利用料金をサイト上でチェックできるようにするなど、ユーザー向けのサービスを拡充する。事業者向けには、物件の管理画面を直感的なものに変更。年内に新たな在庫管理システムを導入し、在庫・期間が自動的に表示されるなどの機能を管理画面に追加する。