(株)ADDIXが運営するマーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト)」がこのほど実施した「情報収集についての意識調査」によると、30代で情報収集にスマートフォンを利用している人の割合は75%に上り、中でも「Instagram」「LINE」で情報収集する割合が急増していることが分かった。
女性18歳~30代の8割が「スマホで情報収集」
同調査は、18歳以上の「Skets」の女性会員133人を対象としたインターネット調査で、調査期間は7月5日~17日。
同調査によると、「普段プライベートで知りたい情報に何を使っているか」との問いに対し、「スマートフォン」と答えた割合は、18~29歳が86.4%、30代が75%に達し、PCや新聞など他のツールよりも多かった。昨年の調査では、スマートフォンが情報収集ツールの1位だったのは18~29歳のみで、30代ではPCと答えた人が多かったことから、この1年で30代女性の情報収集のスタイルに変化があったことが分かる。一方、40代以上は依然としてPCで情報収集する割合が84.1%で最も高かった。
また、情報の入手先については、いずれの年代も「ネット検索」が最も多く、18~29歳では61.9%、30歳代では73%、40代以上では43.7%という結果に。昨年の調査と比較すると、18~29歳では昨年1位だった「Twitter」、2位だった「ブランド・ショップの公式サイト」が減少。今年は2位に「Instagram」(57.1%)が浮上した。
30代でも、昨年は3位以下だった「Instagram」「LINE」がともに54.1%で同率2位となっている。これらの結果について同社は「Instagramは、30代以下では昨年から大きく順位を伸ばして2位に。40代以上でも4位に入っており、もはやスマートフォンユーザーの情報収集に欠かせないツール」と分析している。
他に、「ファッション情報」「ビューティー情報」の調べ方についての調査(自由回答)では、以下のような回答があった。
【18~29歳】(フルタイム勤務)
ファッション情報は「Instagram」で好きなファッションブランドをフォロー。ビューティー情報は「Instagram」で好きなモデル、化粧品をよく載せている人などをフォロー。またはハッシュタグで「ブランド名×メイク」で検索。
【30代】(パート・アルバイト)
ファッション情報は「Instagram」でハッシュタグ「#コーデ」などで検索。ビューティー情報は「C Channelアプリ」で調べる
【40代以上】(自営業・自由業)
ファッション情報はブランド公式サイトで調べる。ビューティー情報は「@cosme」で調べる。