スイッチサイエンスは8月3日、ヤマハのFM音源LSI「YMF825」を搭載した、ウエダデンシ製電子工作用基盤「YMF825Board」を発売すると発表した。 同社の販売サイトにて8月30日から販売する。
ヤマハ独自のFMシンセサイザーを搭載し、数種類のパラメーター指定により豊かなサウンドの再生が可能。ArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボードから、SPIを通して直接YMF825のレジスタを制御し、発音させるとのこと。
また、16bitモノラルD/Aコンバーターとスピーカーアンプも搭載。アンプ回路を別途外部に用意する必要がなく使用できるという。
音源にはFMの基本波形を29種類用意。アルゴリズムを8種類内蔵し、4オペレーション・16和音に対応した豊かなサウンドの生成に対応。さらに、3バンドイコライザーも内蔵している。電源仕様は5V DCで、価格は3240円。
なお、「Maker Faire Tokyo 2017」スイッチサイエンスブースにて、デモ機の展示と40台限定の先行販売を実施するとのこと。