コスメブランド「ミキモトコスメティックス」を運営する御木本製薬(株)は7月31日、Inagora(株)と出店契約し、日本製品特化型のショッピングアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」を通じて中国での越境ECを開始した。
独自の研究成果を伝える動画を展開
ミキモトコスメティックスは、中国への本格展開にあたり、SNSやKOLなどを用いたマーケティングや、動画や記事でのストーリーテリングを得意とする「豌豆公主」への出店を決定。真珠の成分に関する独自の研究成果を伝える動画などを「豌豆公主」内に展開し、ブランド認知の拡大を目指す。
出品商品は、基礎化粧品からメイク品、スペシャルケアまで全16品目。今後「豌豆公主」を経由して、さまざまな中国ECプラットフォームへの展開を予定している。
「豌豆公主」は、日本商品特化型ショッピングアプリを15年8月にリリースして以降、流通総額を伸ばし、取扱商品数は17年6月現在で約27500商品に達した。同プラットフォームは、中国ユーザーに日本商品や企業ブランドの魅力を伝え、日本のライフスタイルを提案する多角的なコンテンツや、アプリ内のSNS機能を通じて拡散するといった特長がある。