キヤノンは8月2日、同社初となるシフト式の光学手ブレ補正を搭載した双眼鏡「BINOCULARS」3製品を11月上旬に発売すると発表した。
望遠倍率10倍(17万円)、12倍(17万5000円)、14倍(18万円)の3機種を用意。同社はこれまでも電源内蔵でマイクロコンピューター制御による手ブレ補正付き双眼鏡を製品化しているが、手ブレ補正は「VAP式」(液体をレンズとして使用)または「ティルト式」(レンズを傾けて補正)であった。
シフト式はレンズをずらすことで手ブレを補正する方式で、同社のデジカメやビデオカメラではほとんどの機種が採用。ボタンを押している間だけより強力に手ブレを補正する「パワードIS」も利用可能だ。