LGから、同社初となるHDRに対応する31.5インチ4K液晶ディスプレー「32UD99-W」が発売された。ツクモパソコン本店では実機デモも展示中だ。
「32UD99-W」は、HDR標準規格となるHDR10をサポート。輝度ピーク時500cd/m2以上の高いダイナミックレンジによるハイコントラストによって、従来では表現できなかった鮮やかな映像表示を実現するという液晶ディスプレー。また、デジタルシネマの国際標準、DCI規格の「DCI-P3」の色域を95%カバー。SDRの映像でも、画質アルゴリズムによってHDR画質に変換して表示できる。
そのほか、「DCI-P3」以外にも、映像用の色域として「sRGB」、「Rec.709(HDTV用の色域)」、「SMPTE-C(同NTSC方式)」、「EBU(同PAL方式)」をピクチャーモードで設定が可能。ハードウェアキャリブレーションに対応し、別売のキャリブレーションセンサーを使用することで、安定したカラーマネジメントを再現できる。
本体は4辺すべてベゼル幅が1.3mm、非表示領域を合わせても最大で1cm未満(下部)という極細フレームレスパネルを採用。5W+5Wの高出力なステレオスピーカーを標準搭載する。おなじみAMD FreeSyncテクノロジーのほか、「ブルーライト低減モード」「フリッカーセーフ」もサポート済み。
主なスペックは、パネルタイプがIPS、応答速度5ms。表示色約10.7億色、視野角は水平178度/垂直178度、輝度350cd/m2、コントラスト比最高500万:1。インターフェースはHDMI×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1、ステレオミニジャック×1、USB3.1×3(アップ1/ダウン2)。サイズは714(W)×259(D)×485~595(H)mm、重量8.4kg。
価格は10万9980円。ツクモパソコン本店とパソコン工房秋葉原BUYMORE店で販売中だ。