佐川急便(株)は26日、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便などの運賃を改定し、11月21日から飛脚宅配便の運賃を60円~230円値上げすると発表した。
運賃改定は、集配コスト増や受取方法の多様化(コンビニや宅配ロッカー受取など)、輸送品質の維持向上に必要な投資コスト増などに伴う対応となる。
飛脚宅配便は、関東から関西に配送する場合、100サイズが現行の1300円から1360円に、140サイズが同1550円から1780円、160サイズが同1800円から1980円にそれぞれ値上げする。
飛脚ラージサイズ宅配便は最小1.1%~最大33.3%、平均17.8%の値上げとなる。その他、飛脚特定信書便の運賃(100サイズ以上のみ)の改定、スキー用具適用サイズの変更、飛脚国際便受託時の容量重量算出基準の変更、大型家具家電設置輸送の設置料金の改定、代金引換サービス「e-コレクト」の代引手数料の改定(50万円超~60万円以下の場合3000円値上げ)、飛脚クール便付与料金の改定(100円~580円の値上げ)なども実施する。