パナソニックは7月26日、新機構を採用した大容量加湿器「FE-KXP23」と「FE-KXP20」の2機種を発表。9月15日から発売する。
本製品はポンプ給水機構を採用。また加湿フィルターを従来の筒形状からフラットな形状に変更し、4枚重ねることで給水可能な加湿面積を拡大した。これにより、気化式加湿機において加湿量業界ナンバーワン獲得とうたう。オフィスといった広大な空間も、しっかり加湿できるという。
動作モードには、運転騒音25dB以下になる「静かモード」を搭載。加湿フィルターのすぐ後ろにファンを設置することにより、本体内の風路構成を最適化。ファンの回転数を抑え、低騒音化を実現している。また、同モードでは1回の給水で連続約12時間加湿でき、オフィスや業務や会話の妨げになりにくく、勤務時間中の給水の手間も省けるとのこと。
さらに、省エネ性にも配慮した設計で、ターボ運転時(FE-KXP23のみ)では、電気代1時間あたり1.2円、静かモードでは1時間あたり0.1円となる。機種カラーはホワイトのみで、本体サイズは幅560×奥行き280×高さ700mm(+脚部25mm)。タンク容量は約12リットルで、タンク空時の重量は約16.1kg。価格はFE-KXP23が8万6000円前後で、FE-KXP20が7万5000円前後。