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プロロジスがアッカと協業、物流センターにAIロボを導入

2017年07月26日 03時06分更新

記事提供:通販通信

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物流不動産のグローバル企業であるプロロジス社(日本本社)は24日、EC物流業務代行サービスを提供している(株)アッカ・インターナショナルと、基本合意書を取り交わし、物流分野での次世代技術の活用に取り組むと発表した。

「プロロジスパーク千葉ニュータウン」に物流ロボ導入

 今回の合意により、プロロジスが運営する賃貸用物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」で、ロボットによる物流業務を開始。ロボット導入に伴う施設仕様の最適化などについてはプロロジスが行う。一方、アッカはこの7月からテスト稼働を開始しており、荷主であるビルケンシュトック社日本法人の賛同を得た上で、8月から本格的に次世代技術を用いた物流業務を実施する。

 当初はAI機能搭載の無人搬送ロボット30台を導入。ロボットが「ステーション」と呼ばれる出荷場所まで荷物を載せた棚を自動で運ぶことで、ピッキングや棚入れ作業時の人による作業量を軽減する。導入するロボットはギークプラス(本社:中国北京市)が開発したもので、中国アリババグループの「T-mall(天猫)」などがこれまでに採用。日本国内の物流施設では初の導入となる。

 「プロロジスパーク千葉ニュータウン」は、5階建て延床面積約129000㎡の大型先進的物流施設として、16年5月に竣工。アパレルEC大手のスタートトゥデイをはじめ、賃貸面積の約9割はファッション・アパレルEC物流を行う入居カスタマーが利用している。

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