(株)NTTネオメイトは19日、富士キメラ総研が6日に発刊した『ソフトウェアビジネス新市場2017年版CTI SaaS市場調査』で、「AQStage IPコールセンタサービス」が国内シェア3年連続1位になったと発表した。同社の16年度CTI SaaS市場の稼動席数実績は1万8500席だった。
「在宅向けコンタクトセンタオプション」も
同調査は、富士キメラ総研が主要ソフトウェア製品をパッケージ、SaaS別に調査したもの。調査レポートでは、法人向けに利用されるパッケージおよびSaaSの市場動向や今後の方向性、ユーザー別動向、市場占有率の把握、AI、IoT、ビッグデータ、APIなどが市場拡大に与える影響などを分析している。
「AQStage IPコールセンタサービス」は、コールセンター向けのASPサービス。クラウド型でコールセンターのコンサルティング、設備構築、保守管理業務までをサポートしている。データセンターはネオメイト内にあるため、サーバーやデータセンターの利用にかかる費用は不要。ハードウェアを保有しないため、バージョンアップやパッチ適用などのメンテナンスが必要ないといった特長がある。
同社では、12年よりクラウド型IPコールセンタービジネス市場へ本格的に参入。昨年から、在宅でのコール作業を可能とする「在宅向けコンタクトセンタオプション」、複数のチャネルを一元的にサポートする「オムニチャネルプラン」など付加価値の高いサービスの提供を開始している。