アマゾンジャパン合同会社は18日、アマゾン多治見フルフィルメントセンター(岐阜県多治見市)で、毎年恒例となっているヤギによる「エコ除草」を開始した。協力は農業生産法人(有)FRUSIC(岐阜県高山市)。
環境配慮と社員に「癒し」を提供
「エコ除草」は、同社が環境に配慮した活動の一環として毎年実施しているもので、13年に導入して以来、今年で5回目。多治見FCは同社では国内2番目の大規模な物流拠点であり、自然環境に配慮して施設の整備を行うと同時に、社員に「癒し」を提供する意味合いもある。昨年の開催時には、約30~40頭のヤギたちがAmazonの社員証を着用し、雑草をほおばる姿がほほえましいと話題となった。
今年の「エコ除草」では、10月末まで毎週火曜日の9時~15時にかけ、FRUSICが飼育するヤギを敷地の一部(約3750㎡)に放って除草を行う。今年は新人子ヤギの仲間入りこそなかったものの、今年出産予定のノゾミちゃん、ヒカリちゃんも除草に参加。間もなく誕生する子ヤギたちや、社員の間ではすっかり馴染みとなったクッキー君も参加する予定となっている。
同社では、より利便性の高いサービスの向上に努めるため、「エコ除草」などを通じて、「社員の働きやすい環境づくりに取り組みたい」としている。