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アスキースマホ総研・白書 第43回

16万円のAndroid内蔵プロジェクターや新型カメラ付きスマホ! Xperiaのいまがわかる

2017年07月19日 18時00分更新

文● ちゅーやん

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 本日は、ASCII倶楽部で7月5日に公開した「16万円のAndroid内蔵プロジェクターや新型カメラ付きスマホ! Xperiaのいまがわかる」を紹介します。


 Androidスマホとして人気を博しているソニーモバイルの「Xperia」。日本では'10年4月に「Xperia SO-01B」として登場し、今日に至るまで強力なエンタメ機として進化を続けている。一方で、Xperiaはスマホの枠を超えた新しい製品に生まれ変わろうとしている。そんなXperiaの最新事情を解説しよう。

スマートフォンはインテリジェント機能とカメラ推し

 Xperiaスマホの'17年夏モデルの最大のトピックはなんといっても「カメラ」だ。カメラセンサーを同社製のメモリー積層型CMOSセンサーをスマホとしては世界で初めて搭載。先読み撮影やスーパースローモーション撮影など、メモリー積層型が得意とする高速な記録速度を生かした新機能を搭載している。

 また、「Xシリーズ」から搭載しているインテリジェント機能も強化。とくにバッテリー周りでは、使用状況を学習して「STAMINAモード」をオンにすべきタイミングを通知してくれたり、バッテリー寿命を延ばす「いたわり充電」がアラーム設定と連携するなど、より実用的になったと言える。

国内唯一の4K HDR対応機

「Xperia XZ Premium」
●ドコモ
●発売中
●一括購入額 9万3960円/実質負担額 4万5360円

 '15年冬モデル「Xperia Z5 Premium SO-03H」以来となる4K解像度(2160×3840ドット)ディスプレーを搭載するプレミアムモデル。Z5 Premiumと同様に、実際に4K画質で表示されるのはプリインストールのアルバムやムービーアプリ、YouTubeなどを利用したときに限られる。ただし、XZ Premiumでは精細かつ従来より豊かな色彩を楽しめる4K HDRコンテンツの再生に対応。コンテンツはdTVやAmazonプライム・ビデオ、ひかりTVなどで配信される。

 デザインは'16年冬モデルである「Xperia XZ」がベースだが、光沢のあるカラバリを用意し、まさにプレミアム端末にふさわしい形となっている。なお、グローバルではピンクも登場したが、国内では現状2色のみの展開だ。

2色ともに筐体は鏡面仕様。ディープシーブラックはほのかに青味をおびている。

定額動画配信サービス「dTV」などで、4K HDR仕様の映画が楽しめる。

従来でも画質や彩度の補正機能はあったが、XZ PremiumではsRGBの色域を表現する「プロフェッショナルモード」が搭載された

Motion Eyeカメラ搭載の3キャリアモデル

「Xperia XZs」
●ドコモ、au、ソフトバンク
●発売中
●ドコモ:一括購入額 8万5536円/実質負担額 3万2400円、
au:一括購入額 8万4240円/実質負担額 4万5576円、
ソフトバンク:一括購入額 8万7840円/実質負担額 4万5120円

 XZ Premiumはドコモのみの販売となるが、XZsは3キャリアでの展開となるハイエンドモデル。名前のとおり'15年冬モデルのXZをベースとしているが、XZ Premiumと同じ「Motion Eyeカメラ」を搭載。カメラセンサーを変更した影響で、XZにはなかったカメラ部の出っ張りがある。また、メモリーが3GBから4GBに増量、AndroidのバージョンもXZは7.0にアップデートされたが、XZsは7.1がプリインストールされている。

 カラバリは4色で、背面はXZがメタリックだったのに対し、同じ素材を使っているもののサラッとしたフロスト加工が施されている。特に、シトラスは日本で初めてお披露目された色で、グローバルでは未展開。

左からXZ Premium、XZs、XZ(すべてドコモ版)。やはりXZ Premiumはひと回り大きいが、XZsとXZはまったく同じサイズだ。

XZ PremiumとXZsで使えるMotion Eyeカメラの新機能

動体を検知する「先読み撮影」

 従来からXperiaのカメラは素早くシャッターを下ろせるが、ペットなど唐突に動いてしまう被写体をタイミングよく撮るのは難しい。先読み撮影はシャッターを下ろした前後の写真を自動で記録。ベストショットを後から選ぶことができる。利用時は「プレミアムおまかせオート」にしておけばいい。

右下が実際にユーザーがシャッターを下ろした写真で、ほかは自動撮影によるもの

最大960fpsのスーパースローモーション

 スーパースローモーション撮影はHD解像度(30fps)での動画撮影時に、任意のタイミングだけ960fpsで約0.2秒の間録画し、その部分を約6秒間のスローモーション映像として記録する機能。一瞬が非常に遅く表示され、また通常の速度に戻る様子は、まるでSFやアニメの世界を見ているかのよう。


 続きは「16万円のAndroid内蔵プロジェクターや新型カメラ付きスマホ! Xperiaのいまがわかる」でお楽しみください。

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