リコール問題で回収された、サムスン「Galaxy Note 7」の復刻モデル「Galaxy Note Fan Edition」が店頭にやってきた。取り扱っているのはイオシス アキバ中央通店で、店頭価格は9万9800円だ。
発火事故でリコールされ、販売停止になったGalaxy Note 7だが、300万台以上と言われる回収端末の内、未開封品・未使用品を再利用した復刻版がアキバに登場した。韓国市場にて40万台が限定販売されたモデルとあって、価格はやや割高になっている。
基本的な性能は、(不具合以外は)スマートフォンとして高い評価を受けていたGalaxy Note 7そのもの。ただし、原因として特定されたバッテリーは変更され、容量は3500mAhから3200mAhへと抑えられた。
ディスプレーは2560×1440ドットの5.7型有機ELを搭載。付属のスタイラスペン「S Pen」による4096段階のペン入力に対応する。プロセッサーはExynos 8890、メモリー4GB、ストレージ64GBなど。「Galaxy S8」世代から導入された独自のインテリジェンス機能「Bixby」も新たにサポートする。
入荷したカラーは、Blue CoralとSilver Titaniumの2色。ショップによれば「すでに複数の問い合わせがきている」とのこと。特に「Galaxy Note」シリーズのファンだった人には要チェックな端末だ。