エレコムは7月11日、法人向けギガビット1000BASE-T対応PoEスイッチングハブの8ポートモデルと5ポートモデルを発表した。8ポートモデルの価格は2万1384円で、7月中旬から発売。5ポートモデルの価格は1万9224円で、8月上旬から発売する。
全ポートがPoE給電に対応し、無線アクセスポイントやネットワークカメラなどのPoE給電に対応したデバイスであれば、LANケーブルからデータのやり取りと電力の供給ができる。新たに電源工事をする必要がないため、導入コストを削減可能だとしている。
電源供給量は8ポートモデルが合計123.2W、5ポートモデルは合計61.6Wまで。
また、放熱性に優れたメタルケース採用。電源部内蔵・ファンレス仕様ながら動作時環境温度50度を実現している。ファン音が原因で設置が難しかったオフィスや学校・ホテルなどへも対応できるという。
さらに「らくらく節電E機能」により、未接続やリンクしていないポートなどを自動判別して消費電力を調整してくれる。24時間常時接続で運用する法人現場で、大きな省エネ効果を生むとうたう。
加えて、広範囲に業務停滞などの影響をおよぼすネットワークループの発生を知らせるループ検知機能を搭載。障害の発生をLEDランプの点滅で通知して、すみやかにネットワーク障害の解消をうながしてくれる。
スペックは以下のとおり。