ラクスル(株)は6日、関西エリア2府3県でシェアリングエコノミー型のネット運送・配送サービス『ハコベル(-hacobell-)』を開始した。
運送会社の非稼働時間を有効活用
『ハコベル』は、パソコンやスマホからドライバーをマッチングし、荷物の配送予約から支払いまでが行えるネット運送・配送サービス。同サービスでは、インターネットの利用により配送可能なドライバーを検索。各運送会社の非稼動時間を有効活用することで、低価格な運配送の仕組みを実現した。また、サービス利用後には利用者がドライバーを評価することで、優良ドライバーのみをネットワークし、高品質のサービスを提供している。
同サービスは15年12月に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・福岡県で開始。今回、集荷対象エリアに大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県が加わったことで、1都2府7県にサービスが拡大された。
配送規模は、カーゴ便、軽トラック便、小型トラック便、中型トラック便の4種類。定期便・大量発注にも対応できる。利用方法は、無料の会員登録を行った後、ルートの設定・荷物名の記載・支払い方法などの依頼内容を入力。ドライバーから予約内容の確認をする電話を受け取り、予約確定となる。集荷・配送は担当のドライバーが行い、領収書は配送後、登録時のメールアドレス宛に送付される。