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関通、西日本通販物流センターを開設…通販の荷物拡大に対応

2017年07月06日 01時45分更新

記事提供:通販通信

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関通(株)は5日、大阪府門真市に西日本通販物流センターを開設したと発表した。

 西日本通販物流センターは、ネット通販利用増加への対応を目的として、アウトドア用品・スポーツ用品販売企業や、家電製品販売企業向け3PL拠点として開設。坪数は約2000坪で、当初はこのうちの1000坪を展開している。開所日は5月15日、業務開始日は6月12日。

 同社は月間250社の配送センターを、15の物流拠点で運営。通販物流や法人物流、受注処理の対応など、さまざまな物流のトータルソリューションを提供している。

物流企業として宅配便の会社受け取り制度を導入

 また、同社では、昨今問題となっている“物流クライシス”に対する取り組みの一環として、国土交通省が官民連携で推進する「再配達削減」に賛同。同社で働く従業員が「個人宛ての宅配荷物を会社で受け取れる制度」を1日から導入した。この制度の導入により、1件でも多くの再配達削減を実現したいとしている。

 対象は全従業員(600人)で、個人宛ての宅配荷物の受け取り先住所を会社にすることを奨励。社内に受け取り荷物の専用置き場を設置し、帰社時の引き取ることができる。従業員は、日中受け取れない宅配荷物を会社で受け取れるようになり、配達指定時間を気にせず帰宅時間の制約が緩和されるほか、宅配会社には再配達の回数が削減されるというメリットがある。また、同社は物流会社であることから、一般荷物の配達時・集荷時に、従業員の宅配荷物も持ち込めるため、トラック輸送回数の削減につながる、としている。

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