将来的なアップデートにも対応できそうなスペック、1台でFF14を数年間は楽しめる!
いまFF14:紅蓮のリベレーターを遊ぶなら強くオススメしたい推奨PC
6月20日に「ファイナルファンタジーXIV」(以下、FF14)の最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター」(以下、紅蓮のリベレーター)がリリースされた。新ジョブやレベルキャップの解放など魅力的な要素が満載で、従来ユーザーだけでなく新規のユーザーからも大きな注目を集めている。
だが紅蓮のリベレーターは従来の拡張パッケージよりも推奨スペックが高くなっており、ストレスなく楽しむにはそれなりに高いパフォーマンスが必要となる。「蒼天のイシュガルド」では快適にプレーできたとしても、アップデートによって画面のカクつきが気になることがあるかもしれない。
もしFF14用にゲーミングパソコンの購入/買い替えを検討しているなら、マウスコンピューターの「NEXTGEAR i660GA1-FF14」(前回)をおすすめしたい。ゲームの快適な動作が保証されている推奨パソコンなので、パーツの組み合わせで悩む必要がないのが特徴となっている。そこで今回はNEXTGEAR i660GA1-FF14で紅蓮のリベレーターがどれだけ快適に楽しめるのか、ベンチマーク結果を交えながら紹介しよう。
紅蓮のリベレーター推奨スペックは軽くクリアー
紅蓮のリベレーターの必要動作環境は、CPUがCore i5 2.4GHz以上、グラフィックス機能がGeForce GTX 750以上またはRadeon R7 260X以上、メモリーが3GB以上となっている(DirectX 9モードの場合)。だがこの条件は、ゲームをプレーするのに必要な最低限の構成だ。高解像度&高画質で快適に遊ぶのであれば、DirectX 11モードでの推奨環境を軽く上回るマシンを用意しておきたい。
従来の拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」と比べるとCPUとグラフィックスの推奨スペックが大きく上がっているので、これまで快適にプレーできていたマシンでも、紅蓮のリベレーターでは遅く感じる可能性がある。
メーカー公式の推奨スペック | ||
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紅蓮のリベレーター(DirectX 11) | 蒼天のイシュガルド(DirectX 11) | |
CPU | Intel Core i7 3GHz以上 | Intel Core i5 2.66GHz以上 |
メモリー | 8GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 60GB以上 | 30GB以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 970以上、AMD Radeon RX 480以上 | NVIDIA GeForce GTX 760以上、AMD Radeon R9 280X以上 |
NEXTGEAR i660GA1-FF14であれば、スペック面でメーカー公式の推奨条件を大きく上回っている。将来的なアップデートによって再度推奨スペックが底上げされたとしても、この構成であれば問題ないはずだ。FF14を数年間は楽しめるモデルだと考えていいだろう。
NEXTGEAR i660GA1-FF14の主なスペックと紅蓮のリベレーター推奨スペック | ||
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NEXTGEAR i660GA1-FF14 | 紅蓮のリベレーター推奨スペック | |
CPU | Intel Core i7-7700K(4.2GHz) | Intel Core i7 3GHz以上 |
メモリー | 16GB | 8GB以上 |
ストレージ | 240GB SSD+2TB HDD | 60GB以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1070 | NVIDIA GeForce GTX 970以上、AMD Radeon RX 480以上 |
2560×1440ドットでも平均60fpsオーバーでノンストレス!
続いて、NEXTGEAR i660GA1-FF14のベンチマーク結果を紹介しよう。今回は比較用として、Core i5-4460(3.2GHz)+GeForce GTX 960搭載のゲーミングデスクトップの結果もまとめている。比較機は旧拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」の推奨スペックをクリアーしているのだが、紅蓮のリベレーターではどれくらいで動作するのかといった点もチェックしていただきたい。
試用機の主なスペック | ||
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NEXTGEAR i660GA1-FF14 | 比較機 | |
CPU | Intel Core i7-7700K(4.2GHz) | Intel Core i5-4460(3.2GHz) |
メモリー | 16GB | 8GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1070 | NVIDIA GeForce GTX 960 |
3D性能を計測する「3DMark」の結果は以下の表のとおりだ。特にDirectX 11相当のテストである「Fire Strike」の結果を見ると、NEXTGEAR i660GA1-FF14では比較機よりも2倍以上のスコアが出ている。DirectX 11はFF14を高画質でプレーする際に使われるので、快適さを期待していいだろう。
「3DMark」ベンチマーク結果 | ||
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NEXTGEAR i660GA1-FF14 | 比較機 | |
Fire Strike | 14927 | 6122 |
Sky Diver | 35367 | 17070 |
Cloud Gate | 34337 | 15190 |
Ice Storm | 187649 | 135063 |
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」の結果は以下のとおり。GeForce GTX 1070を搭載するNEXTGEAR i660GA1-FF14では、3840×2160ドットの4K解像度でも「とても快適」という評価が出ている。GeForce GTX 960搭載の比較機でも、2560×1440ドットで「快適」という評価だ。
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」 | ||
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NEXTGEAR i660GA1-FF14 | 比較機 | |
1920×1080ドット | 15418(非常に快適)※平均104.962 FPS | 6852(とても快適)※平均46.364 FPS |
2560×1440ドット | 10618(非常に快適)※平均70.819 FPS | 4217(快適)※平均28.143 FPS |
3840×2160ドット | 5207(とても快適)※平均34.709 FPS | 1772(設定変更を推奨)※平均11.530 FPS |
しかしここで各結果の平均FPSを確認していただきたい。ゲームを快適の快適性を求めるには60fps以上が必要と言われており、60fpsを大きく下回ると画面のカクつきが目立つ場合がある。この点を考慮すると、平均60fpsをオーバーしているのはNEXTGEAR i660GA1-FF14の1920×1080ドットと2560×1440ドットのテストのみ。つまり紅蓮のリベレーターを最高画質でストレスなくプレーするなら、このくらいのパワーを持つマシンを使ったほうがいいのだ。
さらに言えば、非常に高い負荷がかかるパーティー戦でも60FPSを割り込まないためには、平均90fps以上はほしい。そうなると、GeForce GTX 1070でも1920×1080ドットでギリというわけだ。
もっともプレースタイルは人によって異なり、画質がある程度低くても遊べればOKという人もいるだろう。画質を下げれば、GeForce GTX 1070でなくても快適に楽しめるはずだ。だがゲームの魅力を十分に堪能したいのであれば、高画質&高解像度でも快適なNEXTGEAR i660GA1-FF14を強くおすすめしたい。