(株)スタートトゥデイは29日、ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」のフルフィルメント業務全般を担う物流センター「ZOZOBASE」を2018年秋に拡張すると発表した。
「プロロジスパークつくば1」の全フロアを賃借
今回の拡張でプロロジス社が開発する大型物流施設「プロロジスパークつくば1」(茨城県つくば市東光台)の全フロア(約7万平方メートル)を新たに賃借する。保管と入出荷機能を備えた物流施設となり、「ZOZOTOWN」の配送拠点となる。4階建ての1階と3階にトラックバースを備え、スロープで大型車両が3階にアクセスできる。館内は倉庫内を含めて全館空調を導入し、快適な作業環境を整備。環境にも配慮し、全館LED照明を採用している。
「プロロジスパークつくば1」は、約6万5600平方メートルの土地に、特定企業の専用物流(BTS型)施設2棟を構成する物流施設として、プロロジスが開発を計画していた。
また、スタートトゥデイは7月からは新たに「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の一部(約5万8000平方メートル)を賃借する。7月と来年秋の拡張で、同社の物流拠点「ZOZOBASE」の規模は、来年秋にこれまでの倍増となる合計約25万平方メートルになる見込み。