Ryzen 7 1700X搭載機がついにG-Tuneから登場!!
重量級ゲームも快適!! Ryzen 7 1700X+GTX 1080搭載の「NEXTGEAR-MICRO am540PA1」の実力を探る!
冷却性能の高いミニタワー型
NEXTGEAR-MICRO am540PA1は、ATXミニタワー型のPCケースを採用している。より拡張性の高いミドルタワーに比べてシャドウベイの数がわずかに少ないものの、ゲーミングデスクトップとしては比較的コンパクトで設置しやすい点がポイントだ。インターフェースは十分な種類と数が用意されており、周辺機器の利用やパーツの追加/交換にも問題なく対応できる。またすべての面に通気口が用意されており、エアフローによる熱対策も万全だ。
マルチコア性能が非常に高い!
続いては、NEXTGEAR-MICRO am540PA1のベンチマーク結果について紹介しよう。ちなみに今回は比較用に、Core i7-7700K搭載モデルの結果もまとめている。Ryzen 7 1700Xのパフォーマンスを把握するための参考にしていただきたい。
試用機の主なスペック | ||
---|---|---|
種別 | NEXTGEAR-MICRO am540PA1 | 比較機 |
CPU | Ryzen 7 1700X(8コア/16スレッド) | Core i7-7700K(4コア/8スレッド) |
グラフィックス | GeForce GTX 1080 | GeForce GTX 1080 |
メモリー | 16GB | 16GB |
ストレージ | 240GB SSD+2TB HDD | 480GB SSD+2TB HDD |
CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」では、マルチコア性能を表わす「CPU」で「1542」という結果となった。Core i7-7700Kと比べると、その差は1.58倍。同価格帯のモデルでこれだけの差が出るのは驚きだ。ただしシングルコア性能についてはCore i7-7700Kのほうが優れている。シングルコアで動作するソフトであれば、クロックの高いCore i7-7700Kのほうが有利ということもあるだろう。
PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」では、Core i7-7700K搭載機のほうが優れた結果が出ている。これはPCMark 8のテストではコア数よりもクロック数が有利に働くためかもしれない。日常的な作業やビジネスにおいて、Ryzen 7 1700Xのコア数はあまり大きなメリットとはならないようだ。
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