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Ryzen 7 1700X搭載機がついにG-Tuneから登場!!

重量級ゲームも快適!! Ryzen 7 1700X+GTX 1080搭載の「NEXTGEAR-MICRO am540PA1」の実力を探る!

文●高橋量 編集●ASCII編集部

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 マウスコンピューターの「NEXTGEAR-MICRO am540PA1」は、dGPU(discrete GPU、外部グラフィックス機能)にGeForce GTX 1080を搭載したゲーミングデスクトップだ。最大のポイントは、CPUに8コア16スレッドで動作するAMDのRyzen 7 1700Xを採用している点にある。

 AMDのRyzenシリーズといえば、Intel一強という状況が続いている中、非常に高いパフォーマンスを実現しつつ価格が安いことから注目している方は多い。実際、マルチスレッドの恩恵を受けやすいDirectX 12対応ゲームのベンチマーク結果は拮抗する値となっているなど、多くのユーザーの期待に応えるものとなっている。

 そこで今回は、NEXTGEAR-MICRO am540PA1の実機を使って、Core i7-7700K搭載モデルとの性能差を中心に解説していこう。1台のPCとしてみた場合も、十分な実力を備えていることが分かるはずだ。

AMD Ryzen 7 1700X搭載のゲーミングデスクトップ「NEXTGEAR-MICRO am540PA1」

Ryzenは高いコストパフォーマンスが魅力

 AMDのRyzenシリーズは、2017年の第1四半期に発売されたCPUだ。ラインナップとしては上位ブランドの「Ryzen 7」と中位ブランドの「Ryzen 5」があり、それぞれに3~4種類のモデルが用意されている。インテル製CPUの「Core i7」と「Core i5」をイメージすれば、それぞれの位置づけがわかりやすいだろう。

 自作PC/ゲーミングPC界隈で人気が高いのは、8コア/16スレッドで動作する上位ブランドのRyzen 7だ。記事執筆時点では、以下の3種類のCPUがAMDから発売されている。

Ryzen 7シリーズのスペック
種別 Ryzen 7 1800X Ryzen 7 1700X Ryzen 7 1700
コア数/スレッド数 8/16 8/16 8/16
動作周波数 3.6GHz 3.4GHz 3.0GHz
ブースト時動作周波数 4.0GHz 3.8GHz 3.7GHz
TDP 95W 95W 65W
L3キャッシュ 16MB 16MB 16MB

「CPU-Z」によるRyzen 7 1700Xの詳細情報

タスクマネージャーの「パフォーマンス」を確認すると、16スレッドで動作しているのを確認できる

 今のところゲーミングデスクトップでは、4コア/8スレッドで動作するCore i7-7700/7700K搭載モデルが主流だ。また一部のハイエンドゲーマー向けに、Broadwell-E世代で6コア/12スレッドのCore i7-6800K/6850K搭載モデルもリリースされている。マウスコンピューターから発売されているモデルで価格を比べてみると、Ryzen 7 1700X搭載のNEXTGEAR-MICRO am540PA1はパーツ構成がやや異なるものの、Core i7-7700K搭載モデルと同程度であることがおわかりいただけるだろう。

ハイエンド向けゲーミングデスクトップの比較
種別 NEXTGEAR-MICRO am540PA1 NEXTGEAR i660PA1-Dustel NEXTGEAR i850GA8
CPU Ryzen 7 1700X(8コア/16スレッド) Core i7-7700K(4コア/8スレッド) Core i7-6800K(6コア/12スレッド)
グラフィックス GeForce GTX 1080 GeForce GTX 1080 GeForce GTX 1080
メモリー 16GB 16GB 32GB
ストレージ 240GB SSD+2TB HDD 480GB SSD+3TB HDD 480GB SSD+3TB HDD
光学ドライブ オプション DVDスーパーマルチドライブ DVDスーパーマルチドライブ
税別価格 18万9800円 19万9800円 24万4800円

マウスコンピューター/G-Tune

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