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仮想的に最大11.2ch再生も! ヤマハがAVアンプ上位モデル3機種を発表

2017年06月27日 13時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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「RX-A3070」のチタンカラーモデル。ブラックもある

「RX-A3070」のチタンカラーモデル。ブラックもある

 ヤマハは6月27日、AVアンプ「AVENTAGE」の新モデル「RX-A3070」「RX-A2070」「RX-A1070」を発表した。A1070のみ7月中旬、それ以外は7月下旬に発売予定だ。

「RX-A1070」。チタンとブラックの2色を用意

「RX-A1070」。チタンとブラックの2色を用意

 同社AVアンプの中ではハイクラスに位置するこの3機種。RX-A1070(税抜き価格 14万円)はDSPデバイスを3基搭載し、オブジェクトサラウンド(Dolby AtmosとDTS:X)に対してDSP(CINEMA DSP HD3)の掛け合わせ再生が可能。仮想的に11.2chの再生ができる。

 また、DSPで音源の移動に対する追従性を強化した音場プログラム「Enhanced」が利用可能となった。

 音場測定の「YPAO」では、64bit処理を行なう「Precision EQ」を搭載。微小ノイズも軽減できる。

インシュレーターが新しくなった。RX-A3070は従来のものを引き続き採用する

インシュレーターが新しくなった。RX-A3070は従来のものを引き続き採用する

 インシュレーターには「アンチナゾナンスレッグ」を採用。中央部を直線、外周部を曲線のフレームで構成することで、強度と制振性を高めている。

「RX-A2070」はチタンカラーのみ

「RX-A2070」はチタンカラーのみ

A1070(左)とA2070(右)のフロントカバーを開いたところ。A2070はマルチゾーンが4つまで設定できる

音場測定

音場測定のマイクと専用の脚

 「RX-A2070」(税抜き価格 20万円前後)もRX-A1070と同等の機能を追加。異なるのはYPAOにおいて3D測定が可能な点だ。

RX-A3070の基板。ES9026 Proチップを搭載

 最上位モデルとなるRX-A3070(税抜き価格 27万円)は、DACとしてESSの「SABRE PRO Premium DAC(ES9026 Pro)」を採用。本体の構造やインシュレーターがより高音質設計になっているほか、XLRのバランス入力端子が追加されている。

 共通の新機能としては、エンターテインメント系音場プログラムを刷新し、「Sport」「Music Video」「Recital/Opera」「Action Game」「Poleplaying Game」を搭載した。

 さらに、HDMIの入出力信号においてHDR技術である「Dolby Vision」と「Hybrid Log Gamma」にファームウェアアップデートで対応する。

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