UQ mobileが2017年夏モデルとしてラインアップするシャープの「AQUOS L2」と京セラの「DIGNO V」(7月中旬発売予定)。防水防塵に加えておサイフケータイに対応するミドルレンジ端末2機種をチェックしました。
シャープの「AQUOS L2」はオクタコアのSnapdragon 430とHD解像度(720×1280ドット)のIGZO液晶を搭載するミドルレンジスマホ。2年契約時の実質価格は頭金0円で料金込みの月々の支払いは税抜2138円から。IPX5/8の防水仕様で低ノイズのIGZO液晶はタッチ精度が高く、ディスプレーが水に濡れていても快適に操作可能。通信速度は下り最大150MbpsでVoLTEにも対応します。
周辺や自分に関連する情報をプッシュ通知する人工知能機能「エモパー」やディスプレー下部のLEDの色や光り方が変化する「ヒカリエモーション」に加えて、ガラケーではおなじみののぞき見ブロック(ペールビュー)、端末を持っている間は画面オフにならない「Bright Keep」などシャープならではの機能も搭載。もちろんおサイフケータイにも対応します。
7月中旬発売予定の京セラ「DIGNO V」は液晶面全体が振動してスピーカーとして機能する「スマートソニックレシーバー」を採用するミドルレンジスマホ。防水/防塵に加えて耐衝撃性も確保。米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の落下、振動、高温動作/高温保管、低温動作/低温保管準拠の試験をクリアしたタフネス仕様です。
最大の特徴は液晶下部に電源ボタンを配置していること。どちらの手でスマホを持っていても持ち替えずに画面を点灯・消灯できるので落下の危険が少ないのがメリットです。一般的なスマホでは指紋認証やホームボタンがある位置のため最初は少し混乱しますが、よく考えられた配置ですね。CPUはこちらもオクタコアのSnapdragon 430でHD解像度の5型液晶を採用。おサイフケータイとVoLTEにも対応します。通信速度は下り最大150Mbps。
両端末ともおサイフケータイに加えて防水防塵対応と、グローバルモデルのSIMフリー機と比較すると日常生活での使い勝手という面で安心感があります。どちらも一芸に秀でたスマホという印象はありませんが、メイン端末としてストレスなく活用できると思います。
AQUOS L2 | DIGNO V | |
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メーカー | シャープ | 京セラ |
ディスプレー | 5型液晶 | |
画面解像度 | 720×1280ドット | |
サイズ | 約71×143×8.4mm | 約73×146×9.2mm |
重量 | 約138g | 約139g |
CPU | Snapdragon 430 1.4GHz+1.1GHz (オクタコア) |
|
メモリー | 2GB | |
ストレージ | 16GB | |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) | |
無線LAN | IEEE802.11n | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | リア:1310万画素 /イン:500万画素 |
リア:1300万画素 /イン:500万画素 |
バッテリー容量 | 2700mAh | 2600mAh |
防水/防塵 | ○(IPX5/8)/○(IP6X) | ○(IPX5/8)/○(IP5X) |
耐衝撃 | × | ○ |
おサイフケータイ | ○ | |
ワンセグ/フルセグ | ×/× | |
OS | Android 7.0 | |
カラバリ | ラベンダー、ホワイト、ブラック | ホワイト、ネイビー |