ネットギアジャパンは6月8日、4Uサイズ・ラックマウント型ネットワークストレージ「ReadyNAS 4360X」「ReadyNAS 4360S」を発売した。価格はいずれも194万4000円。
10Gイーサネットポートを2基、インテルのサーバー向け最新CPUと大容量メモリーを搭載し、大量のビデオデータや高解像度、非圧縮データのアーカイブやバックアップ、ディザスターリカバリーに最適としている。
どちらも、ユーザー側で搭載するHDDを用意するディスクレスモデルで、必要なスペックのHDDを必要な台数だけ用意し、最小コストで運用を始められる。
また、mini-SASポートを3基搭載しており、同社のラックマウント型ReadyNAS用拡張ユニット(24ベイ)「EDA4000」を3台接続し、最大132ベイにできる。10TBのSATA HDDを搭載すると1320TBのバックアップストレージを構築可能。
2つの10Gポートを束ねるリンクアグリゲーション機能により、最大20Gbpsの高速通信と、片側のポートが故障しても通信を継続できる冗長化を実現。メモリーも64GBまで拡張可能。
サイズは幅445×奥行き922×高さ175mmで、重量は33.2kg。ReadyNAS 4360Xはネットワークに10GBASE-T×2、1000BASE-T×4、ReadyNAS 4360Sは10G SFP+×2、1000BASE-T×4を採用している。