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シーズHD3Q、純利益56.6%増…通販の売上は減少

2017年06月13日 07時23分更新

記事提供:通販通信

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(株)シーズホールディングスが12日発表した2017年7月期第3四半期(16年8月~17年4月)決算は、売上高が前年同期比16.1%増の307億8700万円、営業利益が同41.6%増の61億3000万円、純利益が同56.5%増の44億4900万円となった。

 (株)シーズ・ラボが連結対象となったこと、ポイントサービスの改定、ラボラボブランドの売上高が拡大したことなどで、増収増益となった。

『スーパー毛穴ローション』が好調

 ドクターシーラボ事業は、売上高が同11.2%増の288億1200万円、営業利益は同35.4%増の57億6800万円となった。主力ブランドのドクターシーラボは、『VC100エッセンスローション』を中心としたVC100シリーズを展開し、2月には新商品『VC100ゲル』を発売した。4月には『薬用アクアコラーゲンゲル美白EX』をリニューアルした。ラボラボブランドでは、インバウンド需要の恩恵を受けた『スーパー毛穴ローション』が化粧品全体の売上増に大きく貢献した。健康食品全体では、前年より広告費を投下したものの、売上高は減少した。

 販路別では、通信販売でアクアコラーゲンを含めたセット商品の販売に注力。『VC100エッセンスローション』」とアクアコラーゲンゲルのセット販売が好調で、購入単価引き上げに成功した。ただ、公式ECサイトのリニューアルが計画より遅れ、一定数の顧客離れが起きた。通販の売上高は同2.9%減の163億3800万円となった。店舗販売での売上高は同6%増の28億6700万円。卸売販売では、中華圏のユーザーに人気がある『スーパー毛穴ローション』の出荷を積極化し、売上高は同27.7%増の66億6500万円となった。海外の売上高は同146.4%増の29億8900万円だった。

 エステ・サロン事業では、各店舗で物品販売を強化し、一店舗当たりの収益が向上。売上高は同241.3%増の19億2600万円、営業利益は同403%増の3億6400万円となった。

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