BASE(株)は12日、ショッピングアプリ「BASE」のアプリダウンロード数が、6月に200万ダウンロードを突破したと発表した。
アプリ購入率が高い上位3社の購入チャネル「アプリが100%」
「BASE」は、自社ブランドなどを扱う生産者やメーカーが、簡単にネットショップを立ち上げられるネットショップ作成サービス。同アプリでは、ショップPush(プッシュ通知)機能やフォロー機能を通じて店舗の商品情報をユーザーに配信できる。現在の出店数は30万店舗超。さらに毎月1万店舗を超えるネットショップが新たに出店しており、それに伴いアプリを利用して購入するユーザーも増加している。
最近の傾向としては、アプリのショップPush機能を利用する店舗が増加しており、送信総数は今年2月から4月までの3カ月間だけで5倍に増えた。他にもアプリのダウンロード後に気に入った店舗のフォローする傾向が高まっており、フォロワー数は16年12月から17年4月の5カ月間で3倍以上に膨らんでいる。
こうした状況から同社では、「BASE」が店舗とユーザーをつなぐコミュニケーションツールとして活用されていることも、ダウンロード数の増加につながったとみている。
また、「BASE」のネットショップの購入率をみてみると、17年5月の実績では、アプリ経由の売り上げが最も多かった上位3ショップの購入チャネルは100%アプリ経由だったとの結果も出ている。