(株)ADDIXが運営するマーケティング情報メディア「BWRITE(ブライト)」がこのほど実施した「ECについての意識調査」によると、キッチンアイテムのEC購入率は約4割で、購入先は「楽天市場」「Amazon」が多いことがわかった。
同調査は20~40代の女性300人が対象。調査期間は2016年12月。キッチンアイテムとは、キッチンツール、調理家電、テーブルウェアなどの関連商品。
「安い」「ポイントがたまる」が決め手に
キッチンアイテムの購入頻度については、どの年代も「年に1回以下」が半数を超えて最多。全体的には頻繁に購入するアイテムではないものの、30代では月に1回以上購入する人が約20%に達するなど、個人差が見られた。
購入先では、1位が「楽天市場」の60%、2位は「Amazon」48%。この順位は「化粧品」「ファッションアイテム」と同様で、両サイトの強さが際立つ結果となった。
最もよく購入するサイトの「気に入っている点」については、購入先を問わず「安い」との回答が多く、コストパフォーマンスを重視する傾向が見られた。サイト別に見ると、「楽天市場」では「安い」「ポイントがたまる」「検索しやすい、探しやすい、見やすい」などが上位に。「Amazon」では「見やすい、検索しやすい、使いやすい」「注文してすぐ届く」「送料無料」などの回答があった。一方、「ニトリ」では、「安い」「シンプルで変な絵がついてない」、「LOHACO」では「検索しやすいこと」「使い勝手がよい」など、デザインや機能面を評価する声が目立った。