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今年10月にはUR賃貸住宅100戸にて実証実験開始

IIJ、気象予測を基にAIとIoTでエアコンを制御する実証実験

2017年06月08日 08時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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実証実験「気象予測等を活用したエアコン稼働による省エネルギー化及び快適性向上に関する研究」のイメージ

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月7日、気温予測などからエアコンを制御する共同研究に取り組み、今年10月に実証実験を行なうと発表した。

 これはIIJと独立行政法人都市再生機構(UR)、環境エネルギー総合研究所(EER)、一般財団法人 日本気象協会(JWA)、および中部電力の共同研究。気象データとエアコンに設置したIoTタップから収集した消費電力量、室内環境などのデータを基にした「エアコン適正稼働モデル」を用い、エアコンの効率運転について検証する。

 実証実験はUR賃貸住宅より募集するモニター世帯にIoTタップを設置するもので、対象地域は首都圏・中部圏で100戸程度を予定。10月以降の開始を目指すという。

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