インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月7日、気温予測などからエアコンを制御する共同研究に取り組み、今年10月に実証実験を行なうと発表した。
これはIIJと独立行政法人都市再生機構(UR)、環境エネルギー総合研究所(EER)、一般財団法人 日本気象協会(JWA)、および中部電力の共同研究。気象データとエアコンに設置したIoTタップから収集した消費電力量、室内環境などのデータを基にした「エアコン適正稼働モデル」を用い、エアコンの効率運転について検証する。
実証実験はUR賃貸住宅より募集するモニター世帯にIoTタップを設置するもので、対象地域は首都圏・中部圏で100戸程度を予定。10月以降の開始を目指すという。