ECデータバンクは6日、楽天市場出店者向けに、HTMLやCSSファイルに含まれる「http://」から始まる絶対パスを「https://」に変換するソフト『https変換』を発売した。
「楽天市場」のセキュリティ保護対策の作業を軽減
『https変換』は、対象のファイルをフォルダごとソフトにドラッグ&ドロップするだけで、「http://」からはじまるパスを、「https://」に変換できる変換ソフト。CSSやJSファイルなど一度に多数のファイル形式を変換でき、変換したファイルのみを出力することができる。画像ファイルなど不要なファイルのアップロードは行わなくてよいため、https化にかかる作業時間を大幅に短縮できる。
楽天市場では随時、セキュリティ保護対策として通信の暗号化を進めており、ネットショップ出店者に対しては今月30日までに、ファイルパスを「http://」から「https://」に変換するよう求めていた。しかし、出店者から「作業に手間がかかる」「簡単に変換できるようにしてほしい」との声が上がっていたことから、同社ではショップの手間や時間を減らすことを目的に、同ソフトの開発に着手した。
ソフトの価格は1本3万円(税別)。同一運営会社であれば複数のショップで利用できる。