ドローンやカメラ、スマホ連動のおもちゃ
最近では自撮りに活用されることも多いドローン。小型化も進み、さまざまな大きさのドローンが登場している。
ドローンには法規制があり扱うのが難しいと思い込んでいる方も多いが、本体の重さが200g未満であれば、航空法改正による飛行ルールの対象外となる。上記のような極小のドローンでなくても、各メーカーがこの規制対象とならないよう200g以下の商品を数多く販売しているので、申請なしに遊ぶことができるドローンも多い。
ドローンとは少し異なるが、このようなおもしろげなおもちゃがハピネットのブースに展示されていた。
空飛ぶ的を撃つシューティングゲームと考えると子ども向けのような気もするが、対象年齢は15歳以上のおもちゃ。UFOの左右にあるアームは上部への障害センサーになっており、天井に近づきすぎないよう、天井から1mの高さまでしか上がらないように制御される仕組み。さりげなく高度な技術が組み込まれているのが、日本のおもちゃのすごいところだ。なお、当然のことながら外で使えばどこまでも上がっていってしまうので室内用とのこと。
ドローンではないが、カメラを組み込んだおもちゃがタカラトミーブースに展示されていた。自走する鉄道模型だ。
この鉄道模型は、車体に超小型Wi-Fiカメラを搭載しており、その運転席から視点映像を見ることができる。
展示ではリアルなジオラマ内を疾走していたこともあり、まさに運転席から見た映像が映し出されていた。
タカラトミーブースにはもう2つ、気になるおもちゃが展示されていた。「Printoss(プリントス)」と「いぬのきもち お散歩Time」だ。
アプリやバッテリーを使わず、スマホ内の写真をプリントする「プリントス」。どういう仕組みかというと、「プリントス」内に置いたスマホに表示されている写真を本体内のインスタントカメラで撮影するという仕掛け。写真のデータを使うわけではないという発想がおもしろい。
「いぬのきもち お散歩Time」は、愛犬の首輪につけて散歩することで、その散歩をエンタテインメントにするおもちゃ。あらかじめ入力しておいた愛犬の犬種や年齢に応じて、ちょうどいい散歩時間の目安を教えてくれる。専用のスマホアプリには残りの散歩時間が通知されたり、散歩によって消費した飼い主のカロリーを教えてくれたり、散歩によって貯まったポイントでアバター育成ゲームができるというもの。愛犬との散歩という行動結果をお楽しみに変えてしまうという着眼点がおもしろいおもちゃだ。
東京おもちゃショーは6月4日まで開催中。土日にふらっと遊びにいけば、きっとおもちゃを超えた新しい発見に出会えるだろう。