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東京おもちゃショー開幕 ソニー「toio」やドローンなどオトナも気になるおもちゃ多数

2017年06月03日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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ドローンやカメラ、スマホ連動のおもちゃ

 最近では自撮りに活用されることも多いドローン。小型化も進み、さまざまな大きさのドローンが登場している。

童友社のドローン。世界最少クラスがずらりと並ぶ

超極小ドローンがどのくらいの大きさかわかるようにスマホと並べてみた。全長は3cmと本当に小さい

 ドローンには法規制があり扱うのが難しいと思い込んでいる方も多いが、本体の重さが200g未満であれば、航空法改正による飛行ルールの対象外となる。上記のような極小のドローンでなくても、各メーカーがこの規制対象とならないよう200g以下の商品を数多く販売しているので、申請なしに遊ぶことができるドローンも多い。

 ドローンとは少し異なるが、このようなおもしろげなおもちゃがハピネットのブースに展示されていた。

「UFOバスター撃II」の的となるUFO。プロペラが回転して空を飛ぶ

こちらがその的を撃つガトリングブラスターガン

 空飛ぶ的を撃つシューティングゲームと考えると子ども向けのような気もするが、対象年齢は15歳以上のおもちゃ。UFOの左右にあるアームは上部への障害センサーになっており、天井に近づきすぎないよう、天井から1mの高さまでしか上がらないように制御される仕組み。さりげなく高度な技術が組み込まれているのが、日本のおもちゃのすごいところだ。なお、当然のことながら外で使えばどこまでも上がっていってしまうので室内用とのこと。

 ドローンではないが、カメラを組み込んだおもちゃがタカラトミーブースに展示されていた。自走する鉄道模型だ。

TOMIX 車載カメラシステムセット。日本おもちゃ大賞2017のハイターゲット・トイ部門優秀賞を受賞している

 この鉄道模型は、車体に超小型Wi-Fiカメラを搭載しており、その運転席から視点映像を見ることができる。

車載カメラからの映像をディスプレーに表示

 展示ではリアルなジオラマ内を疾走していたこともあり、まさに運転席から見た映像が映し出されていた。

 タカラトミーブースにはもう2つ、気になるおもちゃが展示されていた。「Printoss(プリントス)」と「いぬのきもち お散歩Time」だ。

スマホの写真を簡単にプリントする「プリントス」

 アプリやバッテリーを使わず、スマホ内の写真をプリントする「プリントス」。どういう仕組みかというと、「プリントス」内に置いたスマホに表示されている写真を本体内のインスタントカメラで撮影するという仕掛け。写真のデータを使うわけではないという発想がおもしろい。

愛犬の散歩と連動したスマホアプリで、愛犬に必要な散歩時間などがわかる「いぬのきもち お散歩Time」

 「いぬのきもち お散歩Time」は、愛犬の首輪につけて散歩することで、その散歩をエンタテインメントにするおもちゃ。あらかじめ入力しておいた愛犬の犬種や年齢に応じて、ちょうどいい散歩時間の目安を教えてくれる。専用のスマホアプリには残りの散歩時間が通知されたり、散歩によって消費した飼い主のカロリーを教えてくれたり、散歩によって貯まったポイントでアバター育成ゲームができるというもの。愛犬との散歩という行動結果をお楽しみに変えてしまうという着眼点がおもしろいおもちゃだ。

 東京おもちゃショーは6月4日まで開催中。土日にふらっと遊びにいけば、きっとおもちゃを超えた新しい発見に出会えるだろう。


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