(株)ナスタはこのほど、戸建住宅用の宅配ボックスシリーズ第2弾となる、『宅配ボックス据置タイプ』の新商品の受注を6月から開始すると発表した。商品の配送は8月中の見込み。
据え置きタイプでリフォームに対応
今回発売されるのは、デザイン性にも優れた戸建住宅用の宅配ボックスで、新築の戸建てだけでなく、既設住宅のリフォームに対応できる仕様になっている。みかん箱10kg相当の箱が入る『レギュラーサイズ』(6万5000円)、350ml缶24本入りケースが入る『スマートサイズ』(5万2000円)、ペットボトル2L×6本入りが2箱入る『ビッグサイズ』(7万5000円)の3種類。
同商品は、受け取りだけでなく発送サービスにも対応。今月から開始された日本郵便(株)の「書留配達サービス」(※事前登録要)も利用できる。また、2047通りの番号設定が可能な「プッシュボタン錠前」、代行者が利用できる「印鑑ケース」が装備されており、不在時でも安全に受発注が行える。
カラーバリエーションは、スマートタイプが4色(ボールド、ホワイト、ライトグレー、ブラック)、レギュラー・ビッグサイズがそれぞれ3色(ホワイト、ライトグレー、ブラック)。住宅の外観になじむデザインが評価され、今年度から大手ハウスメーカー各社で標準採用されている。
同社は1月から5月までで、1万台の宅配ボックス(戸建・集合住宅の合計)を販売。販売台数は前年の同時期と比較して3倍以上となっている。特に2月にテレビ番組などで物流業界の人材不足や再配達問題について放送された頃から、注文が急増した。
ナスタは今秋、「ポールタイプ(脚付き)」の宅配ボックスの発売を予定している。さらに年内には、1万円前後のコストパフォーマンスに優れた宅配ボックスを発表する。