(株)フューチャーショップは24日、EC構築支援プラットフォーム「FutureShop2」のカゴ落ち対策機能「FutureCartRecovery」を利用するECサイトを対象に、「リカバリー広告オプション」のサービス提供を開始した。
同サービスは、カートに商品を投入したまま購入を完了しなかったユーザーに対し、放棄された商品に限ったリマーケティング広告を出稿するもの。
「かご落ち」ユーザーの約70%は新規顧客
同社が実施した850店舗対象の調査によると、いわゆる「カゴ落ち」したユーザーの約70%は新規顧客だとされており、リカバリーメールだけではフォローできないという課題があった。「リカバリー広告オプション」の導入により、会員非会員問わずカート放棄された商品に限定した「リマーケティング広告」を訪問先サイトへ表示することが可能となる。
これまで再アプローチが難しかった初回訪問客に対しても再来訪が促進でき、売上機会損失の回復や新規会員の獲得も図れる。また、「リマーケティング広告」から購入した後は、すべてのサイトで広告出稿が停止されるため、無駄なコストを掛けずに済むほか、いつまでも不要な広告でユーザーを追いかけることで、不快な感情を抱かせることも防げる。広告の効果については、リカバリー広告専用の管理画面で確認でき、出稿媒体や入札金額の自動最適化なども行える。