(株)矢野経済研究所が25日発表した「スイーツの購入実態・需要動向に関するアンケート調査」によると、最近1年間にネット通販で和菓子・洋菓子を購入した経験がある人は、24.5%だった。
同調査は関東・関西エリア在住の20~60代の男女857人を対象としたインターネット調査。調査期間は2016年11月。
「見た目」重視派は店舗で購入か
最近1年間にネット通販で和菓子・洋菓子を購入した経験がある人は、和菓子が22.4%、洋菓子が26.6%だった。購入チャネルを問わないと、自分・自宅用で8~9割、贈答・ギフト用で5~6割の消費者が過去1年間で和菓子・洋菓子を購入していることから、スイーツの購入はリアル店舗の需要がまだ大きいことがわかる結果となった。
スイーツの好き・嫌いについては、和菓子で77.8%、洋菓子で89.5%の人が「好き」か「どちらかというと好き」と回答した。デザート類ではアイスクリームが89.1%と高い比率だった。
過去1年で自分・自宅用に洋菓子を購入した人が、購入する際に重視したポイントは、「価格」が49.2%で、「商品の見た目」が48.6%となった。年代・性別では、「価格」が男性の40~50代で60%に上り、「商品の見た目」が女性の全年代で60%前後と高かった。