(株)ファンケルは16日、中国最大の国営医療・ヘルスケアグループ「中国医薬集団総公司」子会社の中国国際医薬衛生公司(国薬国際)と、ファンケルブランドの健康食品の販売で代理店契約を結んだと発表した。
EC・店舗・健康増進サービスを展開へ
国薬国際は、ファンケルブランドの健康食品の独占販売権を得て、中国で販売できる健康食品を開発・販売する。両社はECや店舗での小売販売、予防医療事業の展開、BtoBでの健康増進サービスの展開など、販売戦略の検討を進めている。
製品開発や国会食品医薬監督管理総局(CFDA)の販売許可取得に時間がかかるため、中国での販売開始は早くても2019年以降になる見通し。
日本の通販会社は、越境ECモールなどを活用して中国に展開する会社が多いが、同社は中国の大手企業とタッグを組み、ECを含めた幅広いサービスを展開する。